ジュエリー洗浄のおすすめアイテム

アンティークマーケットで見つける戦利品は
お手入れされてなくて、くすんで光らないどころか真っ黒な状態で売られてることも多いです。

お手頃価格のところだと、店主ですら素材が何かわからないくらいの状態のものもあります。

一度、「この山の中、5ポンド」みたいなアクセサリーの山をあさっていたときのこと。

真っ黒に変色したカフスボタンのポスト部分に「925」とシルバー925であることを示す刻印が
ルーペ越しにうっすら見えたことがありました。

店主のおじいちゃんに「シルバーだけどこれも5ポンドなの?」と聞いたら
「あれ、シルバー入ってた?見落としてたわー、これは5ポンドじゃ売れないわ」
とポケットにしまい込むおじいちゃん。

あまりに真っ黒で刻印を見落とされてたんでしょう。
シルバーを見つけたお礼にと、買おうとしたカフスボタンはプレゼントしてくれました☺

さて、光沢を失ったコたちの汚れをどうやって落とすか、最初は失敗しました。

このアマゾンで評価の高かった金属磨き。
たいていの汚れを簡単に落としますが、地金の上に貼られたメッキも一緒にはがれます。
これでダメにしたカフスボタンもありました。。。

レモンやお酢の酸、歯磨き粉なども使ってみましたが洗浄力が弱くて物足りなかったです。

今は家に常備されている3点で洗浄する方法に落ち着いています。

用意するのは1.アルミホイル 2.重曹 3.塩 の3点です。

アルミホイルでボウルを作り、中に金属のカフスボタンを入れます。
そこに重曹とお塩をスプーン1,2杯くらいふりかけてお湯を注ぐだけ。
お湯を注いだとたんにシュワシュワーっと炭酸が出てきます。

しばらくつけ置きしたあとブラシでごしごしして水で洗い、
最後にシルバー磨きの布でふくとぴかぴかになります。

こちらの黒ずんだりくすんでいたカフスボタンが

左のものは黒い汚れが落ちて全体的に黄色みが落ち着き、右のものはきらきらになったのがお分かりいただけますでしょうか。

こちらは銀製品ではないですが、銀や銅の製品をきれいにするのにも重曹+アルミ+塩はいいようです。
お塩なくて、重曹+アルミだけでもよく落ちます。

こうして汚れを落としたカフスボタンはこのあとポストを切り離してピアスのポストを溶接し
ピアスに生まれ変わります。

出来上がったピアス「カフリンクス」はインスタグラムに投稿しています。

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