ほぼ毎日どこかしらで何かしらのマーケットが開催されているロンドン。
月曜日は、トラファルガー広場からも近いコベント・ガーデンにて毎週行われています。
コベント・ガーデンの始まりは青果売り場でした。
バーナード・ショーの戯曲「ピグマリオン」にも登場する歴史ある青果市場です。
ヒギンズ教授が話し方の洗練されていないイライザと最初に出会ったのもコベント・ガーデンで、イライザは花売りをしていました。
屋根のある広場のようなスペースが2か所あり、それぞれ日替わりで市がたちます。
そのうちの月曜日がアンティーク市です。
一つはジュビリー・マーケット、という名前でもう一つがアップル・マーケットです。
こちらは朝早くから開いているジュビリーマーケット。
お店の人たちによると「朝7時前には国内外のディーラーが来て大量に買い付ける」そうです。
8時台、9時台に行くとリタイア世代の方たちが欲しいものを吟味しにいらしている感じ。
お店の人たちもディーラーさんたちとの商談が終わったあとだからか、のんびりした空気が漂っています。
銀器、アクセサリー、額縁などのほか、
ミリタリー系の雑貨、「ローマ時代の石」など超アンティークを売っているお店もあり
ごちゃごちゃ感がとても楽しい市場です。
旅行がしやすかったコロナ禍以前は日本からディーラーさんもたくさんいらしていたそうです。
最近は、日本の方がおみやげを持ってなじみのディーラーさんに「久しぶり!」とご挨拶されているのを見かけます。
お手頃価格のコスチュームジュエリーを扱うお店、高額な貴石や時計も両方ありますが、いずれの価格帯のお店もカードが使えない店舗が多いので、現金があったほうが良いです。
歩いて数分のところにATMもあるので急きょおかいものをすることになっても大丈夫です。
ジュビリーマーケットの隣の建物で開催のアップル・マーケットはちょっとお値段設定も高め、
品物もきれいなものが多いです。
アップル・マーケットの店舗数14店舗前後。
営業時間はジュビリーマーケットより遅く10:00-18:00です。
別のブログを書いていたのですが、こちらはそっちの記事を少し描き直して投稿しています。